カーディナル3オリジナルモデル最終章

kogamera2010-09-10

カーディナル3のチューニングもいよいよ最終章ですが、昨日は結局チューニング内容にはあまり触れずにいつもの独り言で終わりましたので今日は話しを纏めようと思います。
いつもオークションに出品していました8BBフルチューンを、失敗すると切なくなるオリジナルモデルの3に施しましたが、ケースの薄さもクリアし、プレッシャーを感じながらもどうにか形になりました。
やはり、一番の心配事はケース加工の失敗でしたが、いつかの失敗が見事に成功の母となった訳で、もしかするとあれが無ければあるいは。
その他にもオリジナルモデルならではの苦労はありました。もしかするとこれが一番の難所かも知れません。つまり、元々良いのです。まさかベアリングを入れてノーマルに負けてはたまりません。オークションだと、こんな物と割り切れるかも知れませんがお客様からお預かりした訳ですから、元の状態を良く知る人間が少なくともひとりは居るわけです。
何かの数を競うゲームならともかく、ベアリングが入っていましたが、使えません。では、通らない話しで。正直、ピニオンの二個とケースの二個を組んでハンドルを回す瞬間は躊躇いが有りましたね。結果は上々だったんですが、こうなると例の様にハードルを勝手に上げる訳ですが、実はオリジナルモデルをここまでやったのは初めてなのでどこまで良くなれば満足して良いのかが分からないから、クリアランスを詰めては緩め、また詰める。
二台同時にやればお互いに比較して良い方に追いつき、追い越しながら上に行けるのですが。
そうです、もう一台、オリジナルが有りましたね。
組んで回します。
こちらはやはり年期のせいかギアのクリアランスが大きい様で巻き心地よりも巻きの軽さが際立ちますね。
・・・・・比較になりません。こうなってはもう一台のマイカーディナル33復刻モデルとのガチンコ勝負。駄目です。こいつは最早カーディナルなのでしょうか。こんなにしたのは僕ですから最後まで面倒みるからね。
結局、このカーディナル3は自分自身で高みを目指します。どうするかと言うと、基本に忠実に。これしか無いですね。

あっ、もうこんな時間。カーディナルを仕上げて参ります。