C3もう少し

忘れた頃にやって来るC3です。

例のシャフトを削りスリープを入れる話しですが、意外に難しくて何度もやり直しました。
原因は旋盤加工の段取りを間違えた事に有ります。
先ず、C3でシャフトを掴みに掛かるのですが上手くいかず、試しに一号機で掴んでみれば、あら不思議。一発で2/1000をクリアー。ダイヤルゲージが壊れたかと思うくらいドンズバです。こんな事はそうそう無く。いや、初めてです。
余りにも鮮やかに決まったのでやはり一号機にシャフトを任せる事にしました。
次にC3でアルミバーを掴み、カラーを造ります。内径7.7ミリで外径は適当。
今度はシャフトを削ります。外径7.7ミリです。カラーに合わせてギリギリまで削ります。カラーをはめるのに乱暴は出来ないので少し弛かったのでしょう。しかし、きつめはきつめです。
カラーの外径を削ります。目標は7.99ミリです。あと少し。あとほんのちょっとの所でカラーが回り始めました。
肉厚が薄いのが駄目な様です。
シャフトを7.5ミリに削ります。
カラーを造り直し、シャフトに合わせると、きつい。
シャフトを削ります。
弛い。カラーを造り直します。きつい。シャフトを・・・・
現物同寸法のゲージを造る事をサボっていなければ、問題無かったのですが。後悔先に立たず。
うんざりするくらいやり直しました。