カーディナルのチューニング1

カーディナルのチューニングを紹介します。あくまで、自己の責任の下で行なって下さい。
ラインローラーと後ろ巻きは他所でも書いてあるのでそちらを参考にして下さい。その他で特に効果が高いチューニングの一つがストッパーのチューニングです。ストッパーオフでどれほど巻きが軽くても実釣においては役に立ちませんので、可能な限り抵抗を小さくします。先ずはパーツを取り外しますが、その構造と動きを良く見ておいて下さい。ハンドルを回してストッパーの動きを見ていると、ピニオンギアに引きずられていませんか?もしも引きずられている様でしたらスプリングの押さえが効いていないので、スプリングの長い部分の真ん中より少し先、切り替えスイッチをオフの位置にして接する位置より少し先を下向きに曲げてストッパーを押さえ、先の方を上向きに曲げ作動をスムーズにします。ポイントは押さえ過ぎない事です。ギリギリ浮いている状態がベストです。次にスプリングの短い方を右方向へ、弱くなる様に曲げます。ここだけだと戻る力が弱くなるだけですので動作不良の原因になりますが前の加工により動作をスムーズにしていますので僕のカーディナルの画像を参考にしてもらえば問題無く動作します。最後にストッパーの裏側のピニオンギアと接する部分を丸く面取りを行い、2000番の耐水ペーパーでぴかぴかに研磨します。出来れば細い溝を切り接する面積の減少と油膜を確保します。パーツの組み込み前にバリ等が無いかを確認して下さい。油脂類は組み込み前に塗布して下さい。何度もストッパーを切り替え、確実に動作する様にスプリングを調整して下さい。
繰り返しますが自己責任でお願いします。