チタン

最近になってからの話しですが、チタンに注目しました。このチタンと言う金属の持つ優れた特性は、まず腐らない、いや腐り難い。皆さんそうお思いでしょう。ところがです、厳密に金属が腐ると言う事に酸化も含めるとすればチタンは極端に腐る金属です。酸化を強烈に行うのです。ただ、その後強固な酸化被膜に守られ腐りません。僕は金属のプロでも、科学者でも無いので突っ込まれれば逃げるしかありませんので突っ込まないで下さいね。
で、そのチタンがどうしたかと言うと面白い金属なのです。旋盤による加工の話しですがダイヤバイトやコバルトハイスと言った硬いバイトが良いと思っていたのですが、違った。バイトの形が重要な要素の様に思います。まだ暫くは試行錯誤でしょうが弄れば弄る程面白い金属なのでこれから更に探究しますね。次は64チタンと13なんとかチタンを使いたいのですが、高い(;`皿´)端切れが入手できれば良いのですがね。50センチもあればラインローラーを50個位は造れますから2メートルだと、ええと分からない位造れますが無駄な買い物になりそうな気がして手を出せません。加工は今の2種チタンよりも簡単な気がします。硬いそうですからダイヤバイトの出番でしょうね。えっ、懲りてないって？懲りてます。あれは理由があっての事でした。原因は突き止めましたからもう大丈夫です。きっと。
チタンをはじめ最新の優れた材料を避けては技術の進歩は有りません。なんて言っていますが本当は好奇心です。でもね、好奇心が無ければ何も変わらないから多少のリスクは覚悟しなければと思っています。勿論、最小のリスクに止める為の努力、予備知識等は積極的に集めていますが、やはり勢いが付くと止まらないので後悔がついて回ります。
チタンの酸化被膜、次はこれをコントロールします。