解禁18日目

芸の無いタイトルで申し訳ありません。実釣です。
朝から雨が降っていたので今日は作業日和だと考えていました。お昼になっても雨は止まず、今日一日作業日和だと観念していました。
そんな僕の所に荷物が届いたのです。何だろう。あれにしては早すぎる。しかし、箱を手渡された瞬間に中身が判りました。差出人を確かめて開封。昨日頼んだ物が今日届きました。アスクルではありません。
レイチューン。美しい。
早速、お礼のメールを発信。直ぐに返信、また発信、またまた返信、またまたまた発信。実はここで驚くような一話が有りました。だからと言う訳ではありませんが奈半利川に向けて発車。
峠を越えると、さっきまでの霧が嘘の様に晴れていく。まるで川に出迎えられた様な気がしました。きっと魚も出迎えてくれる筈。
この天気です。きっと釣り人も少ない筈。あれ。道端に一台。また一台。多いですね。雨なのに。
とりあえず車の無いエリアを狙って、入渓。
足下には運動会でもあったのか、隙間無い足跡。それでも、とりあえず投げてみます。スプーンを淵に放り込み巻いてきます。反応無し。場所を変えます。
上か下か。ここより下流はあまり実積が無いのでジムニーを一旦上流に向けました。が、曲がったへそは下流を指しています。下流へ。
過去に尺五寸がエルクヘアーカディスをかすめた場所です。ドライフライではしくじりましたがこのミノーならあるいは。
入渓地点からいきなり腰まで水に浸かりながら歩いて行かなくてはなりません。散々歩いて、ポイントは二ヶ所。久しぶりに緊張する釣りです。
懐かしい場所に立ち、考えた事は。
スプーンだ。
レイチューンはどうした。いや、それはそれ。これはこれ。
エルクヘアーカディスの二の舞を演じるつもりは有りません。
確かに、例えば、トップウォーターで釣りたいとか。ドライフライで釣りたいとか。そんな時も有ります。だから今はスプーンで釣りたい。のです。
一ヶ所目を軽めのスプーンで探ると画のあめごが出てくれました。次いで同じ型。良い調子。
二ヶ所目。本命です。尺五寸がドライフライに出た場所。結局あの魚は掛けられずに終わりました。ドライフライしか遣らなかった。いや、遣れなかった。経験不足だったのです。フライを沈めて釣る事は決して簡単な事ではなく、むしろドライフライよりも遥かに難しい釣りです。話しがそれています。
兎に角、ここはスプーン。直アップで長く流したい。立ち位置とスプーンを変えてキャスト。
立ち位置が中途半端だったのか、着水点が近かったのか。スプーンが重かったのか。フォールの瞬間、ぎらり。合わせられなかった。
スプーンでも駄目でした。今度はきっと、このミノーで釣ります。