うわぁ

少しづつ暖かくなっている気がします。それでも寒いけど。寒空の下へ好き好んで、実釣報告です。
わずかな気温の上昇を勝手に好機と信じていつもの港に車を走らせました。先客が二組、皆考える事は同じですね。
アジの尻尾に針を掛けていると電話が掛かって来ました。話す事、しばし。辺りは真っ暗になってしまいました。まづめが・・・・・アジを投げれば良かった。
気を取り直してアジをぶん投げます。ジムニーには入らず竿も置かず当たりを待ちます。釣れる!気がする。じいいいいい(きた)いいいいいいい(?)いいいいいくらなんでも引きすぎ。???放っておけば際限無く行かれそうなのでドラグを絞めて止めにかかるのだけど止まらない。仕方ないのでスプールを押さえて、ロッドを立てて、勝負。ぐう。止まった。けど、今度は動かない。ロッドを満月までためて我慢する。動いた!巻き巻き、ためて、巻き巻き、ためて巻き巻き。ゆっくりと寄って来ます。ここである事に気がつく。ヤエンを打っていない。アオリイカでは無いので可能性はアジを丸飲みにしている。でかい。あまり暴れない。釣られている事に気付いていない。めちゃくちゃでかい。タモの位置を確認!ジムニーの屋根の上。ロッドをためた隙にタモを取る。ゆっくりと巻く。ヘッドライトで確認。まだ遠い。巻き巻き巻き。軽くなった。バレた?巻き巻き巻き。いやまだいる。こちら向きに泳いでいる。なんだか、釣ってる気がしません。巻き巻き巻き。向こうに合わせて巻きます。かなり近づいた。ヘッドライトを点けて見る。白い魚体が見えてきた。ヒラメ!?がぜん巻き巻き巻き。水面に姿を現したそれは。うわぁ。外れてもいいよ。お願い、外れて。超能力も効きません。観念してタモに入れに掛かるのですが、ギリギリ入るか。重っ。とりあえず、上げてしばし唖然。エイですよ。食えるのかな?彼女に写メってみました。いらない。はっ。リリースですが、口が有りません。ラインを手繰ってみるとエイの魚体の下からするすると今ごろになって超能力です。
悠然と泳ぎ去るその姿に、二度と来ないで。来るだろうなあ。