アルマイトの色

やはり釣れないのでアルマイトです。
電解処理のやり方はそれ程難しくは無いのですが、要は下準備です。鏡面仕上げの後、アルミ線に確実に取り付けて脱脂洗浄を確実に行い、時間と温度を管理していれば良い様です。トラブルは、アルミ線にもアルマイトが当然掛かりますがパーツとの接触が弱ければアルマイト被膜のせいで電気が流れなくなり、パーツが溶けてしまうそうです。今の所そう言ったトラブルは有りませんが被膜が出来ない事は度々。多分電解液が良いのでしょう。溶けてはいなくて、ただ失敗するだけです。再処理が可能なので助かります。面倒ですがパーツを削り直す事から思えば幾らかはましですね。
染色も時間と温度が肝心で、取説には一分から三十分と幅が有りますが僕の場合は一分で止めます。せっかちですいません。実は色々と試して見たのですが染色液がとても良い様で三十分も行うとペイントの様になるのです。で、思い切って最短で切り上げて見れば透明感のある、らしい色になりました。まだまだ始めたばかりですが思いの外良い仕上がりに満足しています。ただ、処理液を入れたタッパで作業場が大変です、足の踏み場が有りません。