実釣報告

久々の実釣です。今年二度目の渓へ車を走らせました。景色は毎日眺めていても釣行となると目線がいつもとは違っているわけで、自ずと違う景色になります。
時刻は午後二時を少し過ぎています。うーん、まだ暑いねえ。誰もいないので頭の中で考えたことが口に出たり出なかったり、馬鹿に見えますね。
とりあえず日陰のプールに降りてキャストしますが釣れるとは思っていません。マイカーディナルのシェイクダウンです。ラインローラーの回転やベールの返りや巻きを確認しますが良い感じです。調子が良いので悪くなるまでキャストすることにします。




三十分ほどカリカリしましたが何の便りもありません。マイカーディナルは至って快調にカリカリ言ってます。
ええと、そろそろ本気出しますね。タックルを替えます。フライです。実は僕、フライフィッシャーです。カーディナルのチューニングパーツを造りながらも実はフライフィッシャーです。すいません。でもね、好きなものは好きですよ。フライの面白さはなんでしょうか。難しい所?偉そうな所?自然に親しみ、魚を良く観察し、良く知る事。ルアーと一緒だった。
フライでもタックルオタクは居ますし、その逆もあります。僕はその逆です。えっ、どっちかわかりませんか。想像にお任せします。
ポイントを替えます。
7Xのティペットに結ばれるのは#14のブリーチドエルクヘアカディス。ラインを引き出しフォルスキャスト。
タンのフライラインがしなりフライをポイントに運びます。完璧なナチュラルドリフト。良い感じで流れています。良い感じに流れ流れて。なんで出ないんでしょうね。フライが合っていない、サイズ、シルエット、魚がいない。たぶん水温ですね。高知県の河川の中流域では、この時期はマズメしか釣りになりませんね。改めて実感しました。負け惜しみです。
で、またボーズです。イブニングまで待てば或いはライズも有るかも知れませんが今日は生憎時間が有りません。
いつ頃からだろうか、釣果よりも安全、安心、そして日常を優先するようになったのは。トシですか。皆様もほどほどに。