意地のラスト釣行

台風が過ぎ去ったのが午後二時。タックルを車に積み込み、いざ。
この状況で言える事は、先行者はいない。水はたっぷり(笑)。入れるのかな。
一ヶ所目、近寄る事さえ出来ない。二ヶ所目、遡行不可。三ヶ所目、論外。辿り着いたのは昨日の渓。ボーズだった。リベンジしたいのは山々だが、返り討ちか。
水量は多め、ギリギリ遡行出来るか。最終日に無茶はしたくないので頭の中で組み立ててみる。行ける。
時間も無いのでポイントを絞り込む。いきなりの本命ポイント。濁りがきつい。アカキンをキャスト。バイト、合わせ。うう、何だか変な引き。先ずはウグイでした(笑)。やっぱりウグイで終わるのか?キャスト。バイト、合わせ。よしよし、アメゴだ(喜)。8寸の良型。とりあえず、ほっとする。キャスト。バイト、合わせ。えええっ!またウグイ。キャスト。キャスト。キャスト。くうー。まさか、最後はやっぱりウグイなのか。
向こう岸に渡りたいが大丈夫か。恐る恐る足元を確かめながら何とか渡りきる。改めてポイントを観察する。一ヶ所、気になる所がある。太い流れの向こう側。岩盤の凹み。立ち位置を変えてキャスト。凹みの緩い流れに入れる。フェザリング、巻く。両手にミノーの動きが伝わる。潜れ。どうだ。がんっじいいい。久々にドラグが鳴る。ぐんぐんぐん。ジャンプ。うーん、かっこ良い。かなりな型。じいじいと引いてくれる。バレないで欲しい。無事にキャッチ。
最後はやっぱりアメゴでした(ほっ)。