アオリイカが釣りたい

先日WPCとSnショットを施したギアを組み込んだ二つのカーディナルを各々ロッドにセットして、いざ。
実釣報告です。今日は相方がいます。なにしろ二つのリールを使い、比較しなければなりませんので。寒空に家内を引っ張り出しました。家内はエギングで、僕はなんと、ヤエンです。実は先日よりヤエンにハマりまして、本来なら彼女にもアジを投げて貰いたいのですが、本人の強い希望ですのでエギングとなりました。
アジの尻尾に針を掛け、タイラップで固定して、大きく振りかぶって、投げました。アジは冷蔵庫から持ってきた所謂死に餌ですのでエギング程では有りませんが移動、着底を繰り返します。エギを曳く家内の横で何度もロッドを操作してアジを動かして、直ぐそこまでアジが来た時に微妙な当たりから強烈な走り。の筈なんですが、変ですね。あまり走りません。後でベテランのヤエン師に聞くと、要するにアオリイカの数が少なくて、逃げる必要が無い時には、当然無駄な走りは行わない、だそうです。ヘッドライトを点けて見てみると、そこにはアオリイカがいました。早く巻け、と彼女。まだヤエンを打っていませんでしたが、とりあえず巻く僕。タモを構える彼女。巻く僕。曳くアオリイカ。ヤエンを打つ事を思い出した僕。ヤエンを打つ僕。滑るどころか矢の様に落ちて行くヤエン。ドラグを締めて待ち構える僕。何か大声の彼女。巻く僕。水中に入って行くヤエン。逃げるアオリイカ。逃げたあー。巻きすぎですね。もっと喰わせないと。
エギを止めてアジを掛けた彼女のカーディナルから、じいいいぃーとラインが出ていきます。これこれ。これがヤエン。ドラグは最弱ですので好きなだけ、走ります。走りが止まってドラグは最弱のままで、ラチェットスプリングの強さで巻いてきます。
つづく